先月から始まった『勘亭流』教室。
2018年12月は1回きりの開催となります。
勘亭流とは
安永8年(1779年)江戸堺町の書家指南・岡崎屋勘六が、
同町中村座の座主であった九代目中村勘三郎の依頼を受け、
初春狂言『御贔屓年々曽我』の大名題看板を揮毫し、
不入り続きであった中村座の興行が
大入りに転じたことがきっかけとなり、
勘六の書が評判を呼ぶこととなりました。
勘亭流の名前の由来は、
勘六の号"勘亭”から来ており、
つまり勘六の書風を意味しています。
この書体には良い縁起を担ぐ文字としての3つの特徴があります。
その3つとは・・・
一 角をとがらせず丸みを帯びることによって、興行に関わる全ての無事円満を願う
二 客席が埋まるようにと墨黒々と隙間なくたっぷりと書き、大入満員を願う
三 お客を招き入れるように撥ねは外にではなく内へ撥ね、興行の大当たりを願う
一般的な書とは違う、絵を書くように"作って”書く勘亭流。
書や絵の素養は必要ありません!
"書いてみたい”"かっこいい”と言う気持ちが何より1番です。
大切な方への贈り物に特別な文字を添えてみませんか。
★講師紹介
歌舞伎文字書家
川端 耕司さん

江戸期に芝居小屋の看板用の書体として考案された歌舞伎文字(勘亭流)を
今も猶、手書きで書き続けております。
《文字で見る歌舞伎》の世界をどうぞ御覧下さい。
【参加費】
2,500円
●申込時に振込をお願いします。
りそな銀行 大阪営業部 普通口座 0767296
カ)エムケイオフィス
●当日申し込みの場合は、お釣りのないように持参ください。
【開催場所】
SOHO BOX 北浜
大阪市中央区道修町2-2-5
イヌイ第二ビル2階
【開催日時】
2018年12月10日(月)
18:30~20:30
【定員】
10名